Minori
Kitahara
作家・ラブピースクラブ/アジュマブックス代表
1996年、日本で初めてフェミニストが経営する女性向けのプレジャートイショップ「ラブピースクラブ」を始める。2021年シスターフッド出版社アジュマブックス設立。
著書に「はちみつバイブレーション」(河出書房新社1998年)・「男はときどきいればいい」(祥伝社1999年)・「フェミの嫌われ方」(新水社)・「メロスのようには走らない」(KKベストセラーズ)・「アンアンのセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)・「 毒婦」(朝日新聞出版)・佐藤優氏との対談「性と国家」(河出書房新社)・香山リカ氏との対談「フェミニストとオタクはなぜ相性が悪いのか」(イーストプレス社)など。

since 1996
LOVE PIECE CLUB
ラブピースクラブは1996年創業、女性だけで運営するプレジャーグッズ&フェムケアグッズのお店です。ラブピースクラブがアジュマブックスを運営しています。女性が安心して楽しめるプレジャーグッズをご紹介しています。

All About Us
アジュマブックスへようこそ
アジュマブックスは、1996年から運営している女性向けのプレジャーグッズストア LOVE PIECE CLUBがつくった出版社です。2022年にスタートしました。
LOVE PIECE CLUBは、女性たちが安全に性を楽しめる社会を目指したいという思いでつくったお店です。30年近く同じことをずっと続けてきましたが、”そういう社会”になったという実感を私は未だに持てないでいます。むしろ、性の問題はますます苛烈に、残酷に、暴力性を含んだものになっているのではないかとすら思うこと多々あります。
そういう中、「アジュマブックス」を立ち上げることにしました。
プレジャーグッズを売りながら、私たちが大切にしてきたのは、常に言葉です。
女性が女性を信じる言葉、女性が自分を信じる言葉、女性が女性であることを肯定するための言葉。そういう言葉を紡いでいく出版社が必要だという思いでつくりました。
アジュマブックスにとって「フェミニズム」とは、女性が女性を信じ、シスターフッドを信じる、女性たちが紡いだ思想です。
この社会に女性として生まれたことで味わう体験から産まれる物語を丁寧に届けていくことが、アジュマブックスの使命だと考えています。
アジュマブックスの「アジュマ」は韓国語で「おばさん」という意味です。
女性たちが安心して年を取っていける社会が平和な社会だと私は信じています。
また、アジュマブックスの猫のロゴは、急いで書いた一筆書きの猫です。
放浪の民ホボがサバイブするためにつくった記号が元になっています。意味は「ここは親切な女性が住んでいるよ」というものです。
アジュマと猫という最強の組み合わせを手に、全てのアジュマへの敬意と信頼を込めて。
アジュマブックスの本をぜひお楽しみください。
アジュマブックス代表 北原みのり
