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ブックトークイベント Vol.2 姜徳景(カンドッキョン)さんの話し。「咲ききれなかった花」をもっと理解するために。


アジュマブックスのブックトークイベントのご案内です。


アジュマブックス創立のきっかけとなった「咲ききれなかった花」のブックトークを、訳者の梁澄子さんを招いて行います。


「咲ききれなかった花」は、「慰安婦」にさせられた女性たちに絵を教えていたイ・ギョンシンさんという絵の先生が、90年代にハルモニたちとすごした時間を振り返り描きました。


日本語本の表紙には、イ・ギョンシンさん自らが描いた姜徳景さんが全身で力強く筆を握る姿の絵を選びました。

原書は、イ・ギョンシンさんが描いた花が表紙でしたが、細い肩に強い思いを込めて筆を握る姜徳景さんの姿こそが、日本語訳「咲ききれなかった花」には相応しいように感じたからです。


姜徳景さんが初期の「慰安婦」運動に果たした役割は非情に大きなものでした。「慰安婦」にさせられた女性たちが暮らす「ナヌムの家」も、姜徳景さんのあまりに過酷な生活環境を支援するためにつくられたものです。また、寡黙でありながら、強い意思で支援者を導く指導者のような存在でもありました。

「慰安婦」運動の中心に立った韓国挺対協の代表だった尹美香さんは、姜徳景さんが病床で語った「私たちのことを世界に伝えていってほしい」という約束を、守り続け、人生を「慰安婦」運動に捧げてこられました。世界中の世論を変え、今に続く「慰安婦」運動は、姜徳景さんがいなければもしかしたら果たせなかったことかもしれないほど、強い存在でした。


その姜徳景さんが残された多数の絵のこと、そして日本社会で「慰安婦」運動を率いてきた梁澄子さんに90年代の「慰安婦」運動のこと、そして姜徳景さんのことをお話いただきます。


要予約:先着100名(無料)

日時:2021年8月8日15時〜(90分を予定しています)

出演:梁澄子

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予約はコチラからお願いします→https://bit.ly/3x3FwKf





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